ノーコード ラボ

NoCode 関連のツールの紹介、使い方などをやさしく説明しています。Chatbot の運用実験は終了しました。ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。

Bubble Agency プランと Agency との Webアプリの共有方法について

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こんにちは!ノーコードラボの岡崎です。

Bubble には様々なプランがありますが、その中に「Agency」というプランがあります。

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Bubble のプランは Webアプリごとの課金になりますが、Agency プランはアカウントへの課金となります。

先ほど、この Agency プランに弊社も申し込みましたので、Agency プランについて説明したいと思います。

Bubble Agency プランについて

Bubble の Agency プランには次のようなメリットがあります。

Bubble の全機能を利用可能

全機能を利用できるようになります。

Professional で使えるようになる Algolia も、一番高い Production プランでしか使えなかった メインアプリ+サブアプリも作れるようになります。

今までお金の関係で触れなかった機能が触れるようになるのでワクワクしておりますw

他のユーザーとコラボレーション可能

Agency プランのユーザーはコラボレーターとしてカウントされません。

本来、Bubble は共同開発する場合、Professional とか Production という高いプランに入る必要があるのですが、Agency プランのユーザーはコラボレーターとしてカウントされないので、Free プランでも Hobby プランでも Personal プランでも、どのプランを使っているお客様ともコラボレーターとして参加することができます。

弊社の場合、Bubble の個別指導や法人向けアドバイザーを行っている関係上、これが Agency プランにする大きい理由になります。

今までは他の人のエディターを見せていただく時には Application rights を Everyone can view や Everyone can edit にしていただくことが多かったのですが、やはりセキュリティ的には心配ですよね?

以降は、弊社のメールアドレスをコラボレーターとして招待していただければ、弊社でエディターを拝見することができるようになります。

独自ドメインとホワイトラベル

Agency プランを適用した Webアプリでは独自ドメインを利用でき、ブラウザでプレビューや本番環境を見た時の Bubble のロゴが消えます。

パスワード保護

開発のプレビュー画面ではアカウント・パスワードで保護されます。Basic 認証ですかね?

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Agency 一覧への登録

Bubble Agency 一覧画面があるのですが、ここに名前とホームページの URL が記載されます。また、Bubble から顧客の RFP が回ってきますので、条件が合えば、そのお仕事を請けることも可能です。

2021年3月11日現在、ノーコードラボは Agency 一覧の末席におります。

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ちなみに現在のところ、日本の会社は4社 Agency 一覧に登録されていました。

弊社は日本語のブログを登録してしまったのですが、これはそのうち英語のきちんとしたホームページ用意します・・・。

2021年3月12日 追記

記事を見た NoCode Ninja さんが早速 Agency プランに登録したということです。

これで日本の会社は 5社になりました!

末席は NoCodeCamp さんにとられてしまいましたw

2021年3月16日 追記

たつや@bubbleエンジニア (@tatsuyamareblu) | Twitter さんからも Agency プランに加入したと連絡いただきました。

これで日本の会社は 6社ですね!

記事を書いたことで行動に移す人が出てくるというのは、とてもうれしいですね!

利用条件

対象アプリが顧客のアプリであること。 自分のアプリでは利用できません。Agency プランで本番運用されたら困りますから当然ですね!

→ 違反した場合、Agency プランがキャンセルされたり、Bubble アカウントが停止されたりするとのこと。

弊社との Webアプリの共有について

ここから先は弊社のお客様へのご案内となります。

今まで Everyone can view や Everyone can edit で共有していた方は、共有方法を次のように変更してください。

(1) 共有したいアプリの Settings - General - Privacy & Security にある Application rights を Private app に変更してください。

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(2) Settings - Collaboration で 弊社のメールアドレスを招待(invite)してください。

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(3) 弊社のメールアドレスにアクセス権をつけてください。 状況にもよりますが、弊社でお客様のエディターを見るだけであれば、次のアクセス権を設定してください。

  • App: View Only
  • Data: View and run as
  • Logs: View and query

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まとめ

Agency プランについてと、弊社との Webアプリの共有方法についてまとめました。

弊社のように Bubble での受託開発や開発支援、教育などを行っている会社は、Agency プランは一考の価値があるかと思いますので検討してみてください。

それでは、また!