ノーコード ラボ

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Bubble ヘッダーの固定とレスポンシブメニュー

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今回は、質問いただきました「ヘッダーを固定する方法」と「レスポンシブメニュー(スマホの時はハンバーガーメニューにする方法)」について、ご紹介したいと思います。

以下にサンプルページも用意していますので、ご参考くださいね。

https://nocode-sample.bubbleapps.io/responsive

では、早速はじめましょう!

Designタブの設定

まずは画面項目から作成しましょう。

Bubbleで新規ページを作成します。ここではページ名を「responsive」としました。 Appearance の Make this element fixed-width のチェックボックスを外しておき、Preset page width で「Centered」を選択します。これで、全画面表示に設定できました。

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次に左側の Visual elements から image を選択し、横幅を広げて配置します。今回は Search for free images から適当な画像を利用しました。

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ヘッダーを追加していきます。今回は画面をスクロールしても常にヘッダーを固定しておきたいので、Floating Group を配置します。左側にある Containers から「Floating Group」を選択し、先ほどのイメージと同様、横幅を広げて配置します。 Appearance の Vertically float relative to で「Top」を選択して、 Make this element fixed-width のチェックボックスを外しておけばOKです。

Preview してヘッダーが固定されているか確認してみましょう。

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次にPCの場合に表示するメニューを配置していきます。先ほど配置したFloating Group 内に、「Group」を配置します。

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追加した Group 内にリンクメニューを追加します。今回は適当に「HOME」「ABOUT」といったメニューを4つ追加しました。

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レイアウトを細かく設定したい場合、画面左にある「Responseive」タブから調整できますので参考にしてくださいね。

今回はリンクメニューを中央に配置したいので、「HOME」のエレメントをクリックで選択し、Fixed margin で「中央」にしておきます。以降「ABOUT」などは、この部分を「左詰め」にしておくと、順番にきれいにレイアウトできます。

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次に、これらのメニューを画面幅によってレスポンシブ対応していきます。今回は画面サイズ「768px」をブレークポイントとして設定していきます。 リンクメニューをまとめているGroup の Conditional を設定します。「+ Define another condition」をクリックして、When を「Current page width ≦ 768」とし、Select a property to change when true から「This elements is visible」を選択します。 これで「画面サイズが768px以上の場合は、このグループを表示しない」に設定することができました。

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次に、ハンバーガーメニューを作成します。今回は Google の Material Icon を使用しています。(Material Icon はプラグインタブより無料でインストールできます。)

今度は「画面サイズが768pxより小さい場合に、このアイコンを表示する」としたいので、Conditional で「Current page width > 768」と設定します。PCやスマホで Previewしてみて、表示が切り替わればOKです。

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ハンバーガーメニューがクリックされた場合に表示するメニューを作成します。

「Floating Group」を配置し横幅を調整しておきます。このメニューはページロード時は非表示としておきたいので、Appearance の This element is visible on page load のチェックボックスを外しておいてください。

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メニューを閉じる「×」ボタンを追加しておきましょう。

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あとは、リンクメニューも追加しておきます。

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以上で、画面項目の設定は終了です!

Workflowタブの設定

次にハンバーガーメニューをクリックされた場合の、ワークフローを設定します。

Workflowタブで「Click here to add an event...」から Elements の「An element is clicked」を選択しクリックイベントを追加します。Element は、ハンバーガーメニューのアイコンを選択しましょう。

次にアクションを追加します。「Click here to add an action...」から Element Acitons の「Animate」を選択し、Element は表示したい Floating Group を選択します。今回は Animation で「Transiton SlideDownIn」を選択しました。

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最後に、「×」ボタンでメニューを非表示にします。「Click here to add an event...」から Elements の「An element is clicked」を選択し、Element は 「×」ボタンを選択します。今回はアクションで、Animation で「Transiton SlideUpOut」を選択すればOKです。

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まとめ

いかがでしたか?今回は「ヘッダーを固定する方法」と「レスポンシブメニュー(スマホの時はハンバーガーメニューにする方法)」についてご紹介しました!ポイントは「Floating Group」と「Conditional 」設定です。是非、参考にしてみてくださいね。

ここまでお読み頂きありがとうございました。次回もどうぞお楽しみに!

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