Bubble camp アシスタントの あぽとです。
世界中にはBubbleで作られたサイト・アプリが、収益化や買収された事例が数多く存在します。 今回はその一部を紹介します。
またちょっと前にはなりますが、ついに日本初の買収案件も登場したため、こちらも併せて紹介します。
1. Qoins
2016年に設立。借金返済を管理するアプリです。 出費の際、そのうち数%が自動的に借金返済資金に充てられる仕組みです。
事業はその後拡大していき、2018年には75万ドルの資金調達を行っています。
アプリはBubbleで作成し、Dropsourceというサービスでネイティブアプリ化していました。
Qoins創設者はこの「Bubbleのネイティブアプリ化」に大変こだわっており、ネイティブアプリ化サービス開発にも注力しています。 そして2020年5月、Codeless Academy Native Appというプラグインをリリースしました。 Codeless Academy記載の手順に従うことで、Bubbleのネイティブ化を行えます。 iOSのFace IDやApple Pay等、なじみのサービスが使えるのでとても便利そうですね! 現在はQoinsも、こちらを使ってネイティブ化されているようです。
2. CodeFree(現 Zeroqode)
2016年に設立。 Bubbleを用いたAirbnbクローン作成講座をはじめ、 ノーコードでのアプリ構築の学習コースを提供していました。
Product Huntでも大きな反響があり、デイリーランキング5位を獲得しています。
2018年には、多数のBubble用テンプレート・プラグインを提供しているZeroqodeに買収されました。 動画形式の分かりやすいコースが数多く提供されていますが、CodeFreeがルーツだったようですね。
3. AirDev
Bubbleを用いたMVP開発支援の企業です。 自前の豊富なテンプレートを活用し、1~5週間でリリースできます。
日本でもAirDevのような、NoCodeツールでの受託開発企業が登場し始めています。
今後どれだけ成長してゆくのか、注目ですね。
4. Sprrk
2017年設立。 顧客へのニーズ調査のために、画像ベースの選択肢を作成・メール送信できるツールです。 チュートリアルも作成されており、分かりやすく直感的な使用感となっています。 回答者はログインしなくてもよいため、気軽に答えることができます。
技術面では、Mailchimp、Croppieなどのプラグインを上手に活用しています。 デザインにもこだわっているようで、とても綺麗ですね。
5. SPOTTO
https://www.spotto.work/www.spotto.work
先ほどのCodeFreeや、リモートワークのマッチングサイトRemote Circle等、 NoCodeが盛り上がっている海外では、日々NoCodeアプリのM&A案件が続出しています。
そして2020年5月。日本でもついにNoCodeアプリの買収案件が登場しました。 それがこの「SPOTTO」です。
SPOTTOは、新卒採用における説明会から面接・採用までを、WEB上で行えるサービスです。 Adaloで作られており、ネイティブアプリとしてiOS、Androidで使用します。
開発期間はわずか1か月。 買収元である株式会社For A-careerにて以前リリースしたサービスは、開発に8か月かかったそうです。 内容が別物とはいえ、一目瞭然の差です。
アプリを開発したのは、ノーコード博士さんです。 連続起業家として数々の事業を売却してきているそうですが、その素性は謎に包まれていますね笑 今後の動きにも注目です。
まとめ
以上になります、いかがだったでしょうか。
現在コロナの影響により、各業界が変革期に入っています。 そこに響くようなサービスを、Bubble等のNoCodeツールで高速リリースすることで、 今回紹介したような事例を生み出せるかもしれません。
みなさんのアイデアをぜひ、NoCodeツールを活用して実現しましょう!
各サイトには実際にアクセスしてみて、是非参考にしてみてください。