ノーコード ラボ

NoCode 関連のツールの紹介、使い方などをやさしく説明しています。Chatbot の運用実験は終了しました。ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。

RemoteHQで、リモートワークをもっと快適に!

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昨今、働き方改革や今回のコロナウィルスの蔓延などで、リモートワークの活用がますます重要になってきました。

その際に重要なのが、チームでどのようなコミュニケーションツールを利用するかです。

このブログをご覧になっている方たちは、slackやzoomなど、有名どころはもう活用している方が大半かもしれませんね。

今回の記事では、リモートワークの力強い助けになってくれそうなアプリケーションである、RemoteHQについて調べてみました。

どうぞ最後までお付き合いください。

RemoteHQとは?

www.remotehq.com

このトップページ、素晴らしくわかりやすいです!
是非、見ていただければと思いますが、ここでも簡単に説明させていただきます。


RemoteHQ はコラボレーションワークスペースです。

ビデオチャットだけでなく、Webアプリの共同閲覧や共同編集、ファイル共有、メモ、ホワイトボード、画面共有など、リモートで必要な機能を一つのブラウザにまとめたリモートワーク用のサービスです。

特にブラウザを共有できる機能が強力です。画面共有では、共有された側はブラウザを操作することは出来ないと思いますが、RemoteHQ でブラウザを共有すると、複数人で1つのブラウザを操作することができるようになります。

この機能だけでも欲しい人、結構いるんじゃないでしょうか?

輝かしい受賞歴

RemoteHQは昨年の Product Hunt の Makers Festival で準優勝、今年は Product of the year の Remote Work Tool 部門の準優勝を獲得しているウェブアプリケーションです。

この受賞歴だけ見ても期待が持てそうなアプリですね。

なお、昨年の Product Hunt の Makers Festival のテーマは NoCode。 この RemoteHQ は NoCode ツールの一つである Coda で作られているようです。

では、早速使い方を見てみましょう。

RemoteHQの使い方

Googleのアカウントを持っていれば、サインアップページからすぐに使い始めることができます。

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サインアップすると、まずRoomという自分専用のワークスペースを作成することになります。

適当な名前を入力して、Ceate Roomをクリックしましょう。

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確認画面が出ますので、JoinRoomをクリックします。

この段階で協働者を招待することもできますが、とりあえず1人で試してみることにします。

10セッション分無料のProプランで試用がスタートしますが、無料プランもきちんと準備されているそうです。

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JoinRoomをクリックすると、自分専用のワークスペース=Roomが作成されました。

このRoomに協働者を招待するには、roomをアンロック状態にしておいた場合は、roomのURLを共有するだけでOKです。

Roomをロックしている場合は、招待メールを受け取った人だけがroomにアクセスできるようになります。

この作業は、画面左下のアイコンから実行することが可能です。

アプリケーション追加は、右下のタイルアイコンから実行します。

では、どのようにアプリケーションを追加するかやってみましょう。まず、タイルアイコンをクリックします。

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すると、自分のRoomにどのアプリを追加するか選択する画面となります。

ファイルの共有、ブラウザのシェア(これは1to1だけではなく、複数でも可能です)、リッチテキストノートアプリ、オーディオのレコード機能、

翻訳機能(日本語も対応)、ホワイトボード、SlackにGoogleCalenderと、リモートワークで必要になりそうな機能は一通り揃っています。

協働者と同じRoomにアクセスすることで、これらアプリを一緒に使用することができるという訳です。

これらのアプリケーションはTileと呼ばれるパーツで表示されます。

アプリケーションはRoomにアクセスする人みんなが共通して使用していますが、Tileの配置は各自自由に変更することができます。

自分が集中したい作業のTileをメインに表示し、仕事の効率を高めることができますね。

気になる使用料は?

Freeプランは、Room1つのみ作成。Roomへの参加者は5人までで、スクリーンシェア、ビデオチャット、Slackの使用とファイルのアップロードが可能となっています。

Proプランは月額9.99ドル。 Roomは10個まで作ることができ、参加者は15名まで。 Freeプランの内容に加えて、ブラウザのシェア(見るだけではなくて、お互いに操作も可能)、ノートやデジタルホワイトボード、オーディオのレコード機能、翻訳機能などが利用できます。

RemoteHQはどんな場面で使用するか?

個人的な感想ですが、あまり大人数の協働作業には向いていないような印象です。

2~多くても5名くらいの、小さなチーム単位でのリモートワークに適しているのではないでしょうか。

ビデオチャットをしながら、一方的な画面共有ではなくて、お互い自由に操作しながら仕事を進められるというのは、なかなか良いのではないかなと感じました。

Freeプランでは、ブラウザを共有しながら操作するということはできませんが、ビデオチャットやスクリーンシェアなどが簡単にできるため、今までZoomなどを利用していた方は、RemoteHQを試してみても良いかもしれません。