1.Airtableとは
クラウド型のWebデータベースサービスの1つです。 データベースはクラウドに保存され、ブラウザで動作します。 また、macOS、iOS、Android、Windowsのアプリも用意されています。
使い方 Airtableは、ExcelやAccessみたいに計算が行えます。そこに”チェックボックス☑”や”ドロップダウンリスト▼”等の項目を挿入でき、クリックするだけでテンプレートを作成できます。
使い方の例 ・スケジュールの管理 ・プロジェクトの進行状況管理 ・問い合わせフォームの内容集計 ・カタログの作成 ・書類内容/案件のまとめ&共有 ・イベントの計画 ・生活出来事の記録…etc.
2.使ってみよう!!
2-1.ログイン
「Get started」でログイン googleアカウントでも使用できます。
2-2.Excel、スプレッドシート形式で使用してみる
Add a baseの+部分をクリックし、「Import a spreadsheet」を選択します。
CSVファイル(Import a spreadsheet)
Excelで作成したテンプレートを.csvに保存し、またAirtableでさらに作り上げることができます。
「Choose a .CSV file」をクリックします。
エクスプローラより対象ファイルを上の画面にドラック&ドロップしますと、Fileが選択されます。 「Upload」すると、Imported Baseという名前でAirtableが作成されます。
【ベースのCSVファイル】
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 日本語部分は文字化けしてしまいました。 英語版しかないので変換は自動変換はされないのでしょう。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ Imported Baseより完成していきましょう。
▼を選択しCustomize field typeを選択し、列全体の表示形式を変更します。 前提としてfield名を設定します。
- 仕入日:Date型にし、formatを設定します。
- 商品:Single line text型に設定します。
- 単価:Currency型に設定し、日本円の¥と小数点は使用しない設定を行います。
個数:Number型に2byte整数とします。なお、long型の4byte整数の設定はありませんでした。
合計:Fomula型に設定し、計算式を設定します。
確認項目と品質項目は列を簡単に追加できます。 最終列の右のfield部分に+がありますが、こちらをクリックしていただければ、列の追加はできます。
- 確認:Checkbox型に設定します。
- 品質:Multiple select型に設定し、選択できる項目を設定します。
各fieldの設定をし、以下の表の作成ができました。
2-3.Airtableを使用してみてどうでした?
便利さ
- 列全体に表示形式を設定できる。
- 上記の表で使用した複数選択リストは、Excelやスプレッドシートにない機能で使用しやすい。
- 上記の表では使用しておりませんが、ラスト更新日時の項目があり、行の変更により自動的に更新日時のデータが表示されるので使用目的によっては便利。
- チェックボックスが簡単につけられる
- フッダーにレコード数や数値として扱われている合計値が自動で計算し表示される。
不便さ
- 合計の列で苦労したのですが、数式、関数、セルの表示タイプの組み合わせができないので不便を感じました。
まとめ
一般的に言われるデータベース(Oracle、SQLServerなど)とも少し違う感じがしました。 使い方の例に載せた管理系、計画系には利用しやすいと思われました。 Excel、スプレッドシート、Airtableそれぞれの用途に合った利用方法で使用しましょう。
次は?
シフト表を作成してみました! blog.nocodelab.jp
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。